今回の更新は例のアレ
イラストを見てもらっても解る様に
例のアレである
まず最初にこのレビューは褒めちぎるは前提にしていません
あと結構重箱の隅をつつくような事を書いたりするので
純粋なファンは…帰ってもらおうか!
~見た経緯~
私今回これを見たのは漫画を描く際
深夜暇なため深夜一挙見と言うアニマックスさんの企画で
見れることが出来ました
それまでは人に勧められて見ましたが
最初の主人公のお母さんに違和感を感じ脱落
3話で化けると聞いたものの冒頭を見て脱落
面白くなるとは思えなかったからってのが本音
せいぜいニコニコMADネタになるか
夏と冬の薄い本の題材だろうとぐらいしか考えてなかったが
そのニコニコのほうで
このようなものを見てしまい
少し興味を持ち機会があれば見たいと思いました
ハンサム学園が好きなんでね
ンで見た感想はというと…
~感想編1総評~
まず最初に思ったのがシナリオライターはきっちりした人で
決して話を脱線させようしない人と聞きその通りだなとも思いました
最初っから全部決めてた感じがありトーンも変わる事もなく
実に淡々と語られてた感じ
ライターさんの気質のせいかファンからも
「あの人は話をマイナスからゼロに持っていく感じの人」
言われており鬱エロゲー臭がするのは拭えないのかも知れない
必要以上に暗くしたり、過酷な状況に敏感に過剰に反応している感じは
その影響にあるのかもしれないね
あとゲームのライターのせいか走り出しが少し遅い気もした
このアニメ確か全部で12話なんだがいろんな設定詰め込んでるわりに
話が本題に入るのに3話もかかっていたりする
ネームバリューがあったとしてもそこまで見てくれるかどうか
かなりの賭けだったかもしれない
そういう意味ではこの作品は凄いんだろうきっと
まぁゲームなんかでは導入は丹念に書いたほうが話が面白くなるだろうから
しっかり騙すとしても時間はかけた方が良いが
どうしてもアニメ特にTVアニメだとどうしてもうっかりなんかで
見逃したらいきなりの変化に視聴者置いてきぼりになったりして
この手のネタは見てくれることが前提になったりするので
この点は今のネット社会のおかげで何とかできたものだなと思った
だが逆にこの3話ってのが一人歩きして期待すると肩透かしを食らうかもしれない
だからこの作品に限らず前情報は控えて、人お勧めでは見ないほうがいいだろう
まっさらな気持ちで見るべきだろう絶対
そして次にあの終わりに関しては、アレでよかったのかどうかは
世間が評価してくれているが…アレ
絶対投げっぱなしエンドじゃねーか!!
根本的に何の解決もしていないし、カタルシスはないし
ドリフターズ的に言えば
廃棄物が消えてみんなドリフなっちゃったって感じ
まぁ怨まなくてなって魔女はいなくなりましたが
それでいいのか!?
あと魔法少女がずらっと並んでおしまいのシーンを見たあと
この作品、劇場版が出来るのを思いだしそれに対しての
シナリオライターのコメントも思い出した
「これはこれで終わっていた劇場版が出来たのは監督やキャラデザのおかげ」
…これで終わらせたって言ったら怒られるだろう
これ正しく「俺達の戦いはこれからだ!!」的で
打ち切られたの?って勘ぐっちゃうよ
正直最後の最後に例のあの子は結局死んじゃってたし彼女になれないし
救われねーナ!!
軌跡を売って歩いてるって言ったわりあの例の珍獣も自分らの問題は解決できないし
主人公も珍獣に敵意を剥き出しにしていなかったわけだし
いっその事珍獣の問題を解決して、自分らがこの過酷の運命から
開放されるよう願い事を考えればいいのに
中途半端なお願い事するから全く…
エンディングで魔法少女になった人、みんな怨みの気持ちが消えていたが
明らかにジャンヌっぽい人は焼かれますって感じでしたからね
皆がよしとしているのでここらはこれでいいのかもしれないね
あと少しいいものが出来たせいか視聴者の中の偉い人やタレントが
やたら褒めちぎりすぎの感じがあり、少し風評被害を食らったり
なんか可哀想なところもある作品でもある
皆が持ち上げすぎている面白くないって人やへこむ作品理解のない人に
まぁ後者は完全に私なんですがね
にしてもこんなに受けたのもやはり
実力派スタッフが良い感じに引っ張り合って
一つの方向性とどまらなったおかげだろうね
シナリオに絵が引きずられず
だからと言って絵がシナリオとミスマッチにもならず
演出もシナリオに負けず
このように良い均衡状態のおかげで作品ができたおかげってのもあるんだろう
こういう一人の人間では出来ない相乗効果が生み出したのがこの作品のいいところ
なのだろうきっと
でも良い作品を見たからといって
「ココ五年でこれ以上に面白い作品があったか?」とか
あんまり煽ったりしたら作品が風評被害を受けるだけなので
気をつけたほうがいいだろう
私はそう思いました
~感想編2お話の隅っこ~
今度は内容の小さな疑問の話
珍獣は契約させて魔法少女をつくり
そして希望を持たせて突き落として絶望させそこからエネルギーを頂戴するのだが
どうもこれ効率的にはどうなのか?
何時ごろからこのエネルギー徴収方をしているかといえば
人類がまだ知能を持っていなかった頃ぐらいから原始時代ぐらいの話
でも対象は第二次成長期の女の子
珍獣たちは人間に感情あるのを奇跡だと言っていた
そして自分達が手を貸さないと人間は未だ猿みたいな生活をしていたとのたまう
最初から感情パワーに目をつけていたのなら原始人の第二次成長期の女の子に
と言う事になるのか?
ってそれって凄く効率が悪い気がしてならない
よく気長に人類が発展するまで待ってたものだな偉い苦労しただろうに
最初の知恵も無かったころなんかはモノ食わすっていって喜ばしてそして騙して
「騙して悪いが貴様のその絶望!!頂いた!!」
といった感じだったんだろうか宇宙も気長なものだな
正直この設定はどうかと思った、もう少し社会形成が整っていないと
成り立たない気がしてならに
あとこのエネルギー徴収方ってKOF97でもなんか似たような方法とっていたが
いまいちエネルギー量はどんな感じかもわかんないし
何より例の黒髪の子が頑張らないと何時までたっても終わらない作業で
珍獣は珍獣でかなりしんどい思いだっただろう
奴ら的には感情は無いとの事だが
この作戦に疑問は持たなかったのだろうか?
人間を馬鹿にしていたが、存外奴も馬鹿なのかもしれない
そこら辺を考えると結構苦労人なんだろう
あと青い髪の子が自分をゾンビと言っていたが
例のあの入れ物に魂が移っているだけなのだが
そこいらは多感な時期だから受け付けないって感じなのだろう
恋敵の女の子も一日猶予くれたのにね
結局は一人で背負い込んだ結果といった感じか
まぁ仕方ないな一人見せしめで不幸にならないと
話が加速しないからな
あと細かい事はと言えばなんだろう
ワルプルギスの夜か
あれは非常に残念だったな
本気で名前だけだったんだもの
珍獣が来たのが中世ぐらいで
最初の魔法少女が魔女になって恩讐で世界燃やしたとか
色々曰くがあってそう呼ばれてたとかだったら良かったのに
壮大にしすぎて人類が発達していない頃の感情エネルギーに目をつけたから
今一、名づけた理由がピンと来ない
これももしかしたら真面目に考察したらきっとちゃんとした回答が帰ってくるだろう
がココでそこまでする気もないのでこれでいいかな
~最後に~
落ち着いた作品だったためかついつい冷めた目で見てしまった感がある
お話がせめて2クールあったらもっと盛り上がったかもしれないのに
そこはオリジナルにお金が出せない現状と
そこからの苦肉の策なのかもしれない
今の時代に先の読めない作品をと言っていたものの
だからと言って凹むのもどうなんだろうか?
凄い好きって言ってる人はしっかり見た上で言ってるんだろうか
作品の一端(キャラ、主題歌、音楽)だけを見て
湧いてるんは無かろうか
最近はどうしても短いスパンでしかやらないので惜しい気がしてならない
あの筋書きをするなら3話短い気がしたし
1クールなら3話は時間をとりすぎた感じもした
まぁはまれば何だって傑作になるんだからこれ以上は野暮だろう
全視聴者の記憶を消して26話でやったら
もっとちゃんとした巻く引きが見れたかもしれないなぁ
と思ったのが私の見た後の感想と言ったところで
今回はこれにて!!