三日月亭のおいでませ回数

2011年5月16日月曜日

まだまだ続く、同人誌制作



三日月亭戦略作戦情報部広報課課長の呉乃だ

今回は、だたびたび話していた同人誌のことについて話したいと思う

何分、随分と前から話してはいるものの実際どんなものか物が出来あがらんからな

こっちとしても痺れを切らしてしまったという訳だ

カウンターがようやく設置されココの閲覧数実態がわかったから

なおの他、話しても構わんだろう

話は主人公となる三日月光助が住む土地にまつわるお祭りが舞台となる

語り部となるのは、三日月ではなく『のどか』という少女が主人公だ

何せ前が無いだけに解りやすくはめなければならん

~KO-ZIN!同人誌用のお話~

ノドカが街の中央にある神社に顔を出したのは全くの偶然だった

そしてその偶然こそが高慢ちきな自称只の普通の高校生『三日月光助』出会うきっかけになるのであった

神社に入ると即効三日月に遭遇したノドカは荷物を渡され奥に居る奴等持って行けと命令させる

私は無関係だと訴えるも聞いてはもらえず渋々ながら言うことを聞く羽目になった

渡された荷物の中身はジャガイモで指定された場所には暗い顔をした女性が二人

ノドカは「あのいわれて持ってきました」と声をかけると顔を見るたび女性の一人は

「可哀想に、地獄にようこそ」

その一言聞くとノドカは心臓を鬼に握られたかのような感覚に捕らわれた

一息おき女性等にその理由問い尋ねてみるそうするととんでもない話を聞いてしまった

何でもこの祭、今回に限りなぜか事故が続出しそれでも中止にしない為に

人員が不足し、県外から来ている旅行者や外国からの者まで手当たりしだいお構いなしに

捕まえて強制労働を強いているのだとか

目の前の女性のヒナミとミサヲももう一週間この神社で食事当番をさせられているらしい

周りを見てみても明らかに地元のものとは思えない人たちだらけだった

細かい人種はわからないがこの神社が人種の坩堝になっているのだけは解った

逃げようにも周りには厳つい警備員らしき人がいて脱走を許そうとしない

ミサヲはノドカに耳打ちをする

「まぁ、諦めなさい祭りが終わるまで辛抱よ…生きていたらね」

その言葉にノドカは凍りついた

ニ ゲ ナ ク テ ハ

本能的そう思い行動に移そうとするがその場は仕事場の盥回しをされ機会を逃してしまう

日が暮れて、月が空に上がる頃

闇に紛れノドカは行動に移した

みんなが夕食をたしなんでいる時が狙い目で

あの警備員もこの時だけは気が緩んでいるようだ

まさかこんな忍者紛いのことをする羽目になるとはそう思うと自分のやってることがおかしく思えてきた

最初に来た正門からは逃げれないなら裏門から

安直であったが正しい選択だったらしく暗く薄気味悪かったが

それは人気が無い証拠でつまり手薄な場所でもあった

チョロイ

そんな言葉が頭をよぎる

少しの油断であったが一生の命取りになった

屈めていた身を少し起こし、押し殺していた息をその高揚から弾ませてしまい

大きな足音を立ててしまう

「誰かいるの!?」

女性の声にノドカは止めを指された心境になった

振り向いたらきっと恐ろしい顔のあの男がいるのだろうそう思ったが

そこには、綺麗な女の人がいた

女性は巫女らしく巫女衣装を身に纏いある種の神聖性すら感じられた

観念し事の事情を説明すると

巫女さんは大きく笑い飛ばした

彼女は言う

それはそのミサヲに騙されたのだとココにいる人のほとんどは最初は強制だったかもしれないが

そのほとんどが協力的なのだと

それにノドカが恐れた男三日月もいまはピリピリしているが普段は温厚な人らしい

ノドカに無理を強いたのも恐らく勘違いなのだと

つまりこんな事をしなくても事情を説明したらちゃんと出してくれるらしい

全く思い違いもいい所であった

そう思うと安堵し落ち着いた、そして巫女のことが気になりだし質問をしたくなってきてしまった

ノドカはつい彼女を質問攻めしてしまい

巫女もその攻め多少苦笑いしながらも受け答えていった

月夜の下での談笑はなぜか二人を心和ませるものがあった

何気ない事に笑いついついさっきまでの緊張を忘れていた

そんな時だ遠くの方から下駄の音がした

その音に二人は言葉を止め注視してしまう

「なんだ、ココにいたのか」

声の主は真っ赤な羽織にジーンズに下駄の男

三日月光助であった

ノドカは少し警戒するがそれを見越したように

すまなかった、謝意を表した

その時だ全ての事態はこの時よりあの忌まわしい悪鬼の蠢動がノドカの前に見せるのであった

轟音がその場にいた三人の耳を貫いた

三半規管が狂わされたかのような眩暈に襲われ

ノドカはその場に倒れこむそして一体何が起こったのか辺りを見回すと

そこには人とは思えないほど大きく、顔は歪みまるで昔話に出てくる鬼のようだ

彼女は!?

ノドカは巫女の姿を探す

2.3回首を振りあたりを見渡すとの暗影ほうにその姿を確認する事が出来た

息はあるらしく方が上下に動いているのが見て取れた

少し安堵するも緊張が途切れる事は無い

まるで少し前の談笑が嘘のように思えるほど今この瞬間が地獄か異界に思えるのであった

鬼から漂う悪臭は尋常のものではなく、それだけで人を死に至らしめるのではないかと思えるほどだ

あと一人、ノドカは思い出したかのように三日月の事を探した

「作法がなってないぜ?大将」

声はすぐに目の前からした、あまりにも近くにいすぎたのか全く気がつかなかった

「…はぁ…らぁ…へったぁ…」

くぐもった声はまるで獣の唸り声で作ったような耳障りな物であった

「全く、作法も礼儀ないようじゃ神様失格だねぇ」

三日月はこの異界にも目の前の鬼も意に介さず

淡々としていた

ノドカは場を瞬きせずに見ていたが堪えきれず一度目蓋を閉じてしまう

そしてまた開いた瞬間

鬼に異変が起きていた

顔が縦に割られていたのである

尋常ではない悲鳴に思わず耳を塞ぐ

辛うじて保てる意識の中で何とか状況を確認しようとする

そこには鬼を滅多斬りする天狗の姿があった

始めてみる光景にノドカは何も言えずにいた

舞うが如く、天狗の手に握られた畏敬の刀の切っ先は

月明かりに照らされ淡い光の筋を描きながら

鬼を絶命させるべく、絶対殺の一撃を加えていくのであった

だが、鬼は以外にもあっさり引いてしまった

天狗の怒涛の攻撃に恐れたらしく

闇に溶けるように消えてしまった

そしてそれとと同時に

ノドカの意識もプッツリと切れてしまった

次に目が覚めたときはノドカは天井を見ていた

ぼやけて靄のかかった意識の中でノドカは辺りを見わたすのだった




郷田「おおーぃい!!アウト!!」

呉乃「なにがアウトだ郷田、今からが本番なんだぞこのあとノドカは巫女が怪我をしたのを知り自らに責任を感じ『私が代理を務めます!』といって妖怪と戦うのを決意して」

郷田「お黙りなさい!何冒頭のつかみ所かそのあとまでお前さらりと言っちゃうわけ!それにそっちの二人も何故止めん!!」

狩野「いやだって…」

益田「それはねぇ…」

呉乃「随分ほったらかしだったから、もう良いだろう人も少ないし」

郷田「少ないからってお前なぁ!何もばらす事無いだろう!」

呉乃「そうしてその心意気を買った三日月はノドカに新たな巫女として一緒に戦う事を望むのであった」



三日月「ようやっと、新規イラストが出来たぞ」

郷田「三日月!お前も手伝え!!」

三日月「何をだ?更新か?」

郷田「違うよ!!お前の持ってきたイラストのネタ!呉乃が全部ばらし始めたぞ!」

三日月「本当か?」

郷田「嘘だと思うならスクロールバーちょっと上にしてみてみろ」

三日月「どれどれ…」

呉乃「ばらした以上は仕方なかろう」

益田「…」

三日月「…問題ないよこれはあれだ第一稿って奴だな」

郷田・益田・呉乃・狩野「あ~…はい?」

三日月「まぁ確かに長く考えすぎてる上に、3,4回ネーム切っては没を繰り返しているからな」

呉乃「どういう事だ?」

三日月「まぁあれだ、最初のは『人身御供』に対しての怒りから始まったものだ、この巫女ってのもようは昔の生贄を綺麗に呼んだ感じだったし上のネタばらしの後でそのことには触れられていたはずだ」

益田「そうなの?それってかなりホラーになっちゃうわけ?」

三日月「まぁ、そのまま事を進ませればそうなっちゃうんだが、最初に言ったとおり『人身御供に対する怒り』がテーマの根幹にあったわけでその風習に対して戦うかってところがミソになったるわけだな」

呉乃「それで、祭りか」

三日月「それにこの時点では物の怪の設定も決まってなかったし何もかもがあやふやだからなぁ、時間が経つにつれて思想も変わっていったわけだな」

郷田「思想ねぇ」

三日月「まぁ簡単にえば、敵が弱すぎたといったところだな怒りのあまりワンサイドゲームにしてしまった感があるからな」

呉乃「台本読んでみても思っていたが終始余裕そうだったからなお前は、しなくてもいい事ばっかしていたからな『笑っていはいけない修行僧24時』とか」

三日月「まぁ実際余計な事していないと『こんにちは死ね』状態になっていたからな」

益田「それがその思想とやらと関係があるのか?」

三日月「まぁあれだ、長く考えているうちの、金枝篇やクトゥルフ、なんかを見たりしているとついな」

益田「つい…なんだよ!」

三日月「人間、先人の知恵に見せられてな、文化と風習のあり方とかを考え直させられたんだよ」

呉乃「ほう」

三日月「まぁ、物事は楽しくなくてはならんといったところだ」

呉乃「楽しくなるのか?」

三日月「まぁね、何せ『夢みるひと』がテーマにくるからな、それなりに楽しめるだろうしそれに」

狩野「それに?」

三日月「こいつはもう出すつもりないのでココで出すが」



三日月「最初の敵役のイラストなんだがまぁ弱そうだろ?品も見られんし」

益田「…そうかなぁ?」

呉乃「なかなか怖そうにも思えるが」

郷田「弱そうには見えないけど」

狩野「品は無くてもお化けだし」

三日月「そしてこれが新しい敵役だ」



郷田「パワーダウンしてるー!!」

呉乃「何か可愛くというか弱そうになっているぞ!!良いのかこれ!?」

三日月「大丈夫だよ」

狩野「受けは良さそうだけど金枝篇読んだりして何でこれになるの!?」

三日月「まぁ仕方ないね」

郷田「何かコイツ突然誤魔化しだしたぞ!!」

三日月「とにかく!!今回の絵できたから」

益田「そうだどれどれ…」



呉乃「また綿毛か」

三日月「福さんだ」

郷田「この女の子は?」

三日月「上のストーリーと基礎のところあんま変わってないからお話の主人公になる『のどか』さんだ」

益田「龍とかあるけどこれは」

三日月「内のところのお祭りん時に飾る絵だよでっかい絵なんで俯瞰アングルで絵の上に乗ってのツーショットになったわけだ」

呉乃「この絵描くのに時間がかかったんだってな」

三日月「まぁな、制作部曰く『もう、龍のうろこは描きたくないです』だそうだ」

狩野「そりゃ、ご苦労さん」

三日月「説明としてはこのイラストの背景にある龍、波、そして太陽があるわけだが」

郷田「もう良いよ随分喋ったからあとは漫画でやってくれ」

三日月「ん?そうかい?そいじゃ俺ぁ忙しい身なんでそろそろ失礼させてもらうよ」

呉乃「じゃあな」

郷田「一体これからどうなるんだ」

益田「今度一回この場でミーティング開いてみた方が良いですよ」

狩野「そうだねまたコロコロ変えられても困るものなぁ」

郷田「だな」

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